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2013年4月22日月曜日

R50 異音修理

R50 異音修理
 
R50の異音修理をしました。
走行中にガラガラ音がするということで、
点検の結果、マフラーの触媒部分からの音でした。
R50系に多い異音の一つです。
触媒内部の蜂の巣状の金属部分の溶接剥がれ、
錆などによって、フリーの状態になってしまい、
結果、排気の流れによって、ガラガラ音が発生する現象です。
対処方法は、再溶接という手もありますが、
これがなかなか溶接が難しい場所でもあります。
再発防止のため、無難に交換をおすすめします。
ただ、結構なお値段なので、ご予算に合わせ対処いたします。
「最近、ガラガラ、音がするなぁ~」と感じたR50オーナーさんは、
まずは、点検を!!
 
 
ここで!ピンポイントアドバイス
マフラーを長もちさせるコツ
中に水分をためないように近場のちょい乗りは避ける。
 
マフラーを損傷する原因のほとんどが錆びです。
これは経時劣化だから避けられない……、かといえば、これがそうでもないんです。
マフラーの腐食は内側から起こることが多く、排気ガス中に含まれる水蒸気が冷えたマフラーに当たって結露して内部にたまるために、錆びが内部から発生します。
ある程度まとまった距離を乗ればマフラーが温まるので、たまった水分も蒸発しますが、マフラーが温まりきらないような短い距離ばかり乗っていると水分がたまったままになり、マフラーの腐食を早めることになります。
つまり!マフラーを長持ちさせるポイントは、短い距離をちょこちょこ乗るのを避けること。
これはマフラーだけでなく、エンジン本体のためにもなります。
以上、ピンポイントアドバイスでした。